【2024年】ネイリスト技能検定3級試験の概要と流れ

ネイルスクール

来る2024年4月21日(日)

ネイリスト技能検定3級」の試験が開催されます!

練習のモチベーションのためにも、先日受験の申し込みをしました。

まだまだ先だと思っていましたが、

いつの間にかもう1ヶ月を切っているではないか!!

試験に向けた対策と練習をしなければ!

と、急に焦り出した私です。笑

harumaki
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とりあえず、やるっきゃない!

まずは、ネイル検定3級の試験概要や試験の流れなど、

その全貌を把握することから始めようと思い、まとめてみました♪

ネイル検定3級試験の概要

ネイリスト技能検定(通称:ネイル検定)とは、

JNECが主催するネイルの正しい技術と知識の向上を目的とした実践的な検定試験のことを指します。

レベルは3級2級1級がありますが、

飛び級は認められていないため、3級から順番に修得していく必要があります。

また、2つの級を同時に受験することもできません!

実技試験と筆記試験があり、それぞれ合格した上で検定合格となります。

▶JNEC 日本ネイリスト検定試験センター

公式サイトを参考に、

それぞれの級の目安は以下のとおり。

1級: トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識。

2級: サロンワークで通用するネイルケア、リペア。
    チップ&ラップ、アートに関する技術および知識。

3級:ネイリストベーシックのマスター。
   ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術および知識。

試験は年に4回あり、

春季(4月)夏季(7月)秋季(10月)冬季(1月)のスケジュールとなっています。

ただし、1級試験は春季と秋季の年に2回のみ!

直近では、2024年度の春季検定が以下の日程で開催されます。

級によって開催日が異なります!

1級: 4月13日(土)

2級: 4月14日(日)

3級: 4月21日(日)

また、合格率は以下のとおり。

1級: 39.22%

2級: 43.04%

3級: 84.98%

harumaki
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2級からグンとレベルが上がるんですね!

ネイル検定3級の実技採点基準はどんなもの?

ネイリスト技能検定3級試験の実技採点基準は、

JNEC公式サイトにて公開されています。

採点は5点満点法となり、50点満点で38点以上を獲得すること。

また、失格対象に該当しないことが必須となっています。

採点項目は以下の10点となり、それぞれにチェックポイントが設けられています。

harumaki
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事前に把握しておくことが大事ですね!

①-1 テーブルセッティング&消毒管理

✓ 事前にポリッシュが塗られていないこと

✓ 手指消毒は手のひら、手の甲、指先、指の間にいたるまで擦式清拭(せっしきせいふ)すること

✓ 用具、用材が衛生的に処理され、品名ラベルを貼付し、正しくセッティングされていること。テーブルセッティング及び試験中は、アームレスト、ペーパータオルの上で施術を行い、認定ハンド、用具、用材をテーブルに直置きしないこと

✓ ウェットステリライザーには、キューティクルニッパーの刃先が浸る程度を目安に消毒液を入れ、中にキューティクルニッパー、ピンセット、ウッドスティック、メタルプッシャー等がセットアップされていること

①-2 モデル or 認定モデルハンドの状態

<モデルの場合>

✓ モデルの爪はイクステンションされた爪(バーチャルを含む)やリペア(グルーオンを含む)した爪が 2本以内であること。1週間以内にキューティクルクリーンやファイリング等をしていないこと

✓ モデルは 15歳以上であり、爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められないこと

<認定ハンドモデルの場合>

✓ JNEC 認定ラベルが貼付された右手・左手の認定モデルハンドを使用すること

✓ キューティクル周りに著しい汚れ、目立ったキズ等がない、状態が良いものを使用すること

✓ 認定モデルハンドは事前に JNEC認定ルースキューティクルを貼付した認定ネイルチップが 10 本適切に装着されていること。事前に認定ネイルチップの長さ、形に手を加えないこと

✓ 人の手と同様に丁寧に扱い、施術すること

✓ 認定モデルハンドを固定するためのアームや吸盤等は使用禁止

✓ 文字や線、目盛を記入した認定モデルハンドは使用禁止

✓ 試験中、認定ネイルチップが外れた場合はすぐにつけ直すこと。認定ネイルチップが装着された状態で施術すること(装着していた認定ネイルチップが試験会場に来る際に取れた場合は、実技試験時間内につけ直すこと。事前審査の際は認定モデルハンドと共に外れた認定ネイルチップを並べておくこと)

✓ 試験終了時には全ての指を伸ばし、全ての指に認定ネイルチップが装着されていること

② ファイル・エメリーボードの扱い方

✓ エメリーボードやエメリーボードと同等の形状のファイルを使用していること

✓ ウォッシャブルファイルを使用しないこと(モデルに施したイクステンション、リペアを除く)

✓ ファイリングの往復がけをしないこと

③ ラウンドの仕上がり

✓ ラウンドに整えていること

✓ 10本の形が整えられ、長さのバランスがとれていること

④ プッシャーの使用方法

✓ ブラシダウンを行うこと

✓ ケア用水を使用し、メタルプッシャーでプッシュバック・プッシュアップを 10本の爪に行うこと。その際、キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバーを使用すること

⑤ ニッパーのハンドリング

✓ キューティクルニッパーを 10本全てに使用していること

✓ ケア用水を使用し、ガーゼクリーンを 10本に行い、その際ガーゼを引きずることのないように衛生的に配慮すること

⑥ クリーンナップの仕上がり

✓ ささくれ等が処理されていること

✓ 受験生、モデルともに手指への損傷を与えていないこと。認定モデルハンドにキズ・ささくれがないこと

✓ 受験生、モデルともに出血等の負傷を与えていないこと。認定モデルハンドのキューティクル周りに 著しい汚れ、キズ等をつけていないこと

⑦ カラーの表面、色ムラ

✓ 爪の表面及びエッジにもベースコート、カラーポリッシュ、トップコートが塗布されていること。 10 本すべてに赤ポリッシュが 2 度塗布されていること

⑧ カラーのラインどり

✓ キューティクルラインが揃っていること

✓ キューティクルやサイドウォールに赤ポリッシュが付着した場合は修正されていること。また、サイドラインも塗布されていること

⑨ ネイルアート

✓ テーマに相応しいデザインであること

✓ アートは筆のみで描かれていること

⑩ 全体の仕上がり

✓ モデルの手または認定モデルハンドの扱い方が丁寧であること

✓ 器具が正しくスムーズに使用されていること

✓ 受験生、モデルともに規定を守り試験に臨むこと

✓ ヘアーは前に垂れてこないよう留める等、衛生的に配慮すること。手回りのアクセサリーは時計のみであること。スマートウォッチ等の多機能電子機器は使用しないこと

✓ ゴミは持ち帰ること

2024年春季の実技試験パターンとアートテーマ

ネイル検定では、毎回の試験で実技試験パターンとアートテーマが異なります。

先生曰く、

指定の指以外にアートを施してしまった場合などは失格対象になってしまうとのこと。

harumaki
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事前に確認して覚えておくことが大事ですね!

今回私が受験する3級試験では、

アートテーマは「フラワー

ネイルアートの指定指は「右手中指」となっています。

(ネイリスト技能検定試験公式サイト参照)

緊張してアートする指を間違えたり、

隣の人が間違えた指にアートしていて、それを真似てしまうこともあるようなので、

しっかり頭にたたきこんで、普段の練習時からも右手中指にアートするよう気を付けたいところです!

試験当日の流れ

試験は午前の部と午後の部がありますが、

時間帯は選択できないため、受験票が届いてから自分の時間を確認することになります。

試験の流れは以下のとおり。

出欠確認・事前審査(10分)

実技試験(65分)

実技審査(30分)

筆記試験準備(15分)
道具の片づけ時間含む

筆記試験(30分)

終了

実技試験は65分と決まっているので、

試験当日を迎えるまでに、時間測定をしながら練習をして慣れておく必要がありますね!

先生曰く、

最後に全体チェックや修正する時間を少し残すことも考えて、

ネイルケア行程で20~25分アートを含むネイルポリッシュ行程で30分程度の目安で行うと良いとのこと。

私は今のところ、

ベースコート塗布からトップコート塗布までで40分くらいかかってしまいます。。

当日まで1ヶ月ほど、時間測定をしながら練習していきます!

harumaki
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練習あるのみ!!

3級のテーブルセッティング規定

実技試験の採点項目にもある通り、テーブルセッティングはとっても重要!

3級試験では、規定と注意事項がいくつかあります。

テーブルセッティング&消毒管理

✓ 品名ラベルを貼る品目」一覧を参照し、用材に品名ラベルを貼ること

  ラベルは見やすい位置に貼り、アルファベット表記は不可

✓ 入場後は、着席する前に持参したエタノールをペーパーに噴霧し、テーブルと椅子、モデルの椅子を消毒してから着席すること。また、退場する際にも同様に、使用したテーブルと椅子、モデルの椅子を消毒してから退場すること

✓ 衛生的に処理されている用具、用材を整理整頓し配置すること

▼品名ラベルを貼る品目

・ウェットステリライザー
・コットン
・消毒剤
・ポリッシュリムーバー
・液体ソープ
・キューティクルリムーバー or キューティクルクリーム
・ベースコート
・カラーポリッシュ
・トップコート
・プレプライマー (使用する場合)

テーブルセッティング規定

✓ 下記画像のとおり、トレイ内に全て配置すること トレイ内の並べ方は自由

✓ 実技中も用具、用材はトレイ内に戻すこと(一時的にペーパータオルの上に置いてもよい)

テーブルセッティングの注意事項

✓ 上記の用具、用材は全てセッティングすること

✓ フィンガーボール、ケア用水、アート用水、お湯、注ぎ足し用の水はトレイに入れなくてもよい

✓ ネイル用品及び美容用品を使用すること

✓ 用具、用材のメーカー、ブランド指定は無い

✓ タオルやペーパータオルは無地のものを使用すること

✓ トレイやフィンガーボール、その他容器はプラスチックやガラス、 金属製等の消毒可能な無地のものを使用すること 

  木、紙、布製は使用不可

  底面が網目状のトレイは使用不可

今回は、

ネイル検定(ネイリスト技能検定)3級試験の概要や流れについて確認しました。

実際の実技試験の詳しい手順や内容については、

次の記事でまとめたいと思います!

harumaki
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不安しかない!けどとりあえず挑む覚悟です!

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