【2024年】ネイル検定3級 実技試験の手順をおさらい

レッスン

前回の記事では、

ネイリスト技能検定3級の試験概要や流れについてまとめました。

▼前回の記事はこちら

スクールでネイルケアやカラーポリッシュの練習は何度かしてきましたが、

実技試験の一連の流れを通しで練習することがなかったので、

実は不安でいっぱいな今日この頃。。笑

試験当日1ヶ月前を切ってから、

ようやく流れを把握しはじめ、

一連の行程を通しで行い、友人の手を借りて練習を始めました。

harumaki
harumaki

持つべきものは友!!

試験本番を意識して、

一連の行程を繰り返し練習して、体で覚えたいと思います!

というわけで、

今回はネイル検定3級の実技試験の手順について復習がてらまとめてみました。

以下の行程を、65分以内に完了させることとなります!

手指消毒(両手)

まずはコットンに消毒液を吹きかけて、自分の手を消毒します。

片手の消毒を終えたら、再度消毒液を吹きかけてもう片手も同様に行います。

手のひら、手の甲、指先、指の間にいたるまできちんと消毒すること

自分の手を終えたら、新しいコットンに消毒液を吹きかけて、

モデルさんの両手も同様に消毒していきます。

爪のファイリング(片手:右)

エメリーボードを使用して、モデルさんの指を右手小指(自分から見て左側)から順番に、1本ずつファイリングしていきます。

ここから先は、片手5本ずつ順番に行うため、まずは相手の右手のみ5本分行います。

エメリーボードは3本指(親指、人差し指、中指)で軽くつまむように持つこと。

エメリーボードの往復がけはせず、必ず一方方向に動かすこと。

また、ファイリングした後はバリが残るので、

スポンジバッファーを使用して、優しくバリを取り除きます。

特に爪のコーナー(両端)はバリが残りやすいので、優しく丁寧に取り除いていきます。

バッファーを持つ時は、できるだけ短く持ち、細かく動かすのがポイント!

バリを取り終えたら、ダストブラシでモデルさんの手についたダストを払います。

人の手で行う場合は、事前にある程度モデルさんの爪の状態を調整できるようです!

そのため、試験本番では最低限整えるイメージで良いとのこと。

本番では、正しく用具が扱えているかというのがポイントになるようです!

キューティクルクリームを甘皮部分に乗せる(片手:右)

ウッドスティックを使用して、キューティクルクリームをファイリングした方の爪の甘皮部分に乗せていきます。

ファイリング同様、モデルさんの指を右手小指(自分から見て左側)から順番に乗せていきます。

5本分に乗せたら、指でクリームを広げて甘皮部分になじませます。

その後、フィンガーボウルに液体ソープをたらしてから、

モデルさんの指先ごとボウルの中に入れて、お湯につけておきます。

爪のファイリング(片手:左)

エメリーボードを使用して、先程とは逆の指(左手)を小指から順番に、1本ずつファイリングしていきます。

こちらも同様に、削った後のバリはスポンジバッファーを使用して優しく取り除きます。

バリを取り終えたら、ダストブラシで手についたダストを払います。

harumaki
harumaki

3級試験では早さよりも、

できるだけ丁寧に、正しく用具を扱えることがポイントになるようです!

キューティクルクリームを甘皮部分に乗せる(片手:左)

ウッドスティックを使用して、キューティクルクリームをもう片方の爪の甘皮部分に乗せていきます。

5本分に乗せたら、指でクリームを広げて甘皮部分になじませます。

爪をブラシダウンする(片手:右)

最初にフィンガーボウルにつけた方の指を取り出し、ネイルブラシを使用して、お湯の中でブラシダウンしていきます。

先ほどつけたキューティクルクリームを落としてあげるようなイメージです。

ブラシダウンを終えたら、タオルで手を拭きます。

その後、先ほどと逆の手も同様に、指先ごとフィンガーボウルの中に入れて、お湯につけておきます。

メタルプッシャーでルースキューティクルをプッシュアップ/プッシュバックする(片手:右)

フィンガーボウルから出した方の手の指から、

メタルプッシャーを使用して、ルースキューティクルを押し上げるようにプッシュアップします。

この時、細かく優しく動かしていくのがポイント!

その後、プッシュバックをして、甘皮のポケットをつくっていきます。

1本の指につき、30秒程度で行うのが良いです。計5本分行います。

メタルプッシャーを使用する時は、

持ち方は鉛筆を持つ時の格好で、かつ人差し指は浮かして(プッシャーに当てずに)持つように注意しましょう!

これは力の入れすぎを防ぐためで、プッシャーは軽く持ち、優しく扱うことを意識しましょう!

ニッパーでキューティクルを除去する(片手:右)

まずガーゼを自分の利き手親指に巻き付けるようにつけ、残りのガーゼは手の中に入れるようにして持ちます。

ネイルニッパーを正しく持ち、小指から順番にキューティクルを除去していきます。

この時、ガーゼを水で湿らせて、先にモデルさんの爪を少し濡らしておくと良いです。

目立つささくれなどがある場合も、ニッパーで除去していきます。

ニッパーを持つ時は、必ず自分の手の平でモデルさんの指を包むように乗せて、

自分の手でニッパーを支えるように安定した状態で、ニッパーを動かしながらキューティクルを除去していきましょう。

ガーゼでネイルプレートをゴシゴシとこすらないように気を付けましょう!

爪をブラシダウンする(片手:左)

もう片方の指をフィンガーボウルから出し、ネイルブラシを使用して、先程と同様にお湯の中でブラシダウンしていきます。キューティクルクリームを落としてあげるようなイメージです。

ブラシダウンを終えたら、タオルで手を拭きます。

メタルプッシャーでルースキューティクルをプッシュアップ/プッシュバックする(片手:左)

もう片方の手も先程と同様にメタルプッシャーを使用して、ルースキューティクルを押し上げるようにプッシュアップします。

その後、プッシュバックをして、甘皮のポケットをつくっていきます。

こちらも計5本分行います。

ニッパーでキューティクルを除去する(片手:左)

先程と同様にガーゼを親指に巻き付けるようにつけ、残りのガーゼは手の中に入れるように持ちます。

ネイルニッパーを正しく持ち、計5本分キューティクルを除去していきます。

最後に、バリが残っていないかもう一度確認します。

残っていた場合は、バッファーを使用して取り除いておきます。

ここまでで、両手分のネイルケアまでの行程は完了です。

時間としては、ここまで25分~30分程度で完了できるのが目安です。

プレプライマーを塗布する(両手)

モデルさんの右手薬指(自分から見て左)から順番に、10本分プレプライマーを塗布します。

プレプライマーを塗る際は特にエッジなど細かいところは気にしなくても良いので、ネイル表面に塗布できていれば問題ありません。

ベースコートを塗布する(両手)

まずはモデルさんの手を裏向きにして、右手親指(自分から見て左)から順番に、5本分エッジ部分だけにベースコートを塗布します。

その後、手を表向きに直し、右手薬指(自分から見て左)から順番に、右手5本分ベースコートを塗布します。

右手を終えたら、次に左手も同様に、まずは手を裏向きにして5本分エッジ部分だけにベースコートを塗布します。

その後、手を表向きに直し、左手親指から順番に、左手5本分ベースコートを塗布します。

この時、はみださないように気を付けながら、爪の際まできちんと塗布しましょう。

はみ出た場合は、ウッドスティックできちんと除去しましょう。

1度目のカラーポリッシュを塗布する(両手)

ベースコートと同様に、まずはモデルさんの手を裏向きにして、右手親指(自分から見て左)から順番に、5本分エッジ部分だけにカラーポリッシュを塗布します。

その後、手を表向きに直し、右手薬指(自分から見て左)から順番に、右手5本分カラーポリッシュを塗布します。

右手を終えたら、次に左手も同様に、まずは手を裏向きにして5本分エッジ部分だけにカラーポリッシュを塗布します。

その後、手を表向きに直し、左手親指から順番に、左手5本分カラーポリッシュを塗布します。

1度塗り目の段階では、色ムラがあっても良いので、

爪の際やサイドのライン取りをきちっと行うように意識して塗りましょう!

2度目のカラーポリッシュを塗布する(両手)

カラーポリッシュは2本用意しておき、1度目とは別のものを使用した方が、液体も固まらずスムーズに塗れるので安心です

2度目はエッジへの塗布は不要なので、そのまま右手薬指(自分から見て左)から順番に、右手5本分カラーポリッシュを塗布します。

右手を終えたら、次に左手も同様に、左手親指から順番に左手5本分カラーポリッシュを塗布します。

 1度目よりも液体を多めにつけ、まず爪の根本あたりに液体を少し置いてから、圧をかけずに、さっと乗せていくイメージで塗るのがポイント!

✓ はみ出た場合も焦らず、ウッドスティックを使用して除去します。

harumaki
harumaki

慌てず、1本ずつ丁寧に塗っていくことが大切ですね!

右手中指にフラワーアートを施す

ネイルアートをする指はその時の検定試験によって異なるので、必ず事前に確認をして間違えないように気を付けましょう!

2024年春季の試験では、右手の中指となっています。

まず、アルミホイル(カードケースなどでも可)に使用する絵の具を適量取り、

アート用水入れとアート用筆を使用しながら、モデルさんの右手中指にフラワーアートを施していきます。

3級試験のアートでは、そこまで力を入れる必要はないとのことなので、5分程度でさっと描けるようなものが良さそうです。

私は薔薇アートで挑みます!

トップコートを塗布する(両手)

ベースコートやカラーポリッシュと同様に、まずはモデルさんの手を裏向きにして、右手親指(自分から見て左)から順番に、5本分エッジ部分だけにトップコートを塗布します。

その後、手を表向きに直し、右手薬指(自分から見て左)から順番に、右手5本分トップコートを塗布します。

右手を終えたら、次に左手も同様に、まずは手を裏向きにして5本分エッジ部分だけにトップコートを塗布します。

その後、手を表向きに直し、左手親指から順番に、左手5本分トップコートを塗布します。

 右手中指はアートをしているので、最後に塗ってもOKとのこと。

 トップコートは液体を多めにつけ、まず爪の根本あたりに液体を少し置いてから、圧をかけずに、さっと乗せていくイメージで塗るのがポイント!

ここまでで、実技試験の一連の行程はすべて修了です。

あとは時間の許す限り、見直しや修正を行います!

最後まで諦めず、できるだけ綺麗な状態で65分を迎えられるようにしましょう!

実際に通しで練習をしないと、

「次なにをやればいいんだっけ」と分からなくなってしまったり、

完全に時間が足りなくなるなど、とてもぶっつけ本番でできるようなものではないと実感。

私的には、本番までに少なくとも5回以上は、

本番同様の手順で、時間を計測しながら練習をした方が良いと感じました。

自分の覚えが悪いのもあるかも。。

試験の前はどうしてもスクールの予約もすぐに埋まってしまうような状況ですが、

自習室を予約して、ひととおり終了後に先生に出来栄えだけチェックしてもらうこともできますし、

自宅に道具を持ち帰って、友人に来てもらい通しで練習することもできますね!

少しでも時間をうまく使って、

実技試験の練習に充てたいですよね!

がしかし、実技試験の練習だけではなく、筆記試験の勉強もしなくては!!汗

全然追いついてない。。

次回は筆記試験対策について、まとめたいと思います。

harumaki
harumaki

神様、時間をください。。

タイトルとURLをコピーしました